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Utsunomiya University Forumla Designers
5月20日 大会2日目(デザイン・コスト・プレゼン・車検)
今日から動的イベントが始まります。
会場のいたるところで、爽快なエンジン音が響いています。
列に並びながら、整備するUUFD。
並ぶ順番も重要です。
始めに、スキッドパッドを行いました。
ファーストドライバーは、尾上です。
緊張が高まります。
尾上は、UUFDのベストタイムを叩き出しました。
快調に走行する、セカンドドライバーの田中。
日本大会スキッドパッド1位の車両として、好成績を狙います。
しかし、日本大会とは勝手が大きく違いました。
所々ひび割れた路面と大きな高低差で、難易度は遥かに高かったようです。
無事、4本走り終え、次のアクセラレーションへと向います。
アクセラレーションのスタート前です。
ドライバーの水野が事前注意を受けます。はたして聞き取れているのでしょうか。
アクセラレーションの会場も、日本とは異なり、かなりの上り坂でした。日本大会時のタイムとは単純に比較できません。
スタートし、たった4秒間の競技です。
あっという間にゴールラインを駆け抜けました。
水野自ら調整したエンジンは、好調なようです。
午前中のうちに2種目を終え、午後はオートクロスです。
スタート直前のUF-01。
上位校もスピンをするような難コースです。また、日本大会とは全く異なるコースレイアウトで、超ハイスピードコースでした。緊張が高まります。
午後から雨が降るという天気予報を聞き、UUFDはかなり早い段階で列に並びました。後ろには長い列が出来ています。
先に走り終えた水野が、小倉にアドバイスします。
とてつもない量の雨が降ってきました。
これに加えて、暴風と雷です。
この地方では有名 な、サンダーストームという現象でした。
サンダーストーム後のオートクロスはウエットコンディションで行われました。
トップチームでも列に並び遅れた大学は、レインタイヤでのアタックを余儀なくされています。当然タイムは、ドライで走ったUUFDよりも悪く、私達のタイムは上位につけています。
これは、強豪UTA。第二回日本大会に参戦予定の大学です。
我らがUF-01は、無事でした!
たった2枚のビニールシートが、あのサンダーストームから守ってくれました。チーム全員一安心です。
はたして、放置してきてしまった車両は無事でしょうか。心配が募ります。
この日の夕食は、全F-SAE参加者用に、GMが用意してくれました。初めてGM内に入ります 。残念ながら内部は撮影禁止です。
このような催しからも、アメリカの企業が参加学生に対して就職を促している雰囲気を強く感じました。自動車業界で働きたいと強く希望し、自ら行動している学生に対して、迎え入れる体制が整っています。
就職活動の真っ最中に、日本を空け参加している私達は、この歴史と風土の違いを、ただ羨むばかりでした。
スタートです。
軽快なエンジン音を響かせ、無事走りきりました。
4本のアタックのうち、2回赤旗スロー走行、1回コースアウト、最後の1本で好タイムを記録しました。
私たちが走り終え、赤旗の再走を行おうとした時、大会オーガナイザーが首を切るしぐさをしながらやってきました。
全員に避難しろと命じています。
事態を理解したアメリカの学生は、一目散に車両をもって ピットに戻ります。
私達は、雨が降ると聞き、ブルーシートを車両に掛けその場に放置したまま、レンタカーへと避難しました。
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