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Utsunomiya University Forumla Designers 

5月22日 大会4日目(エンデュランス・集合写真)

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この日の朝、ドライバーズミーティングがあり、衝撃的なことが発表されました。「雨の影響で、2本しか走れていない大学が数多くあるため、全大学とも最初の2アタック分のタイムのみを採用する」とのことです。

つまり、4本目にトップ10に迫るタイムを記録したUUFDは、そのタイムを消去され、コースアウト時のタイムを正式採用されてしまうということです。私達は、昼休みを削って早く列に並び、4本走る権利を勝ち得たのに、このような決定とは。。。憤りを感じますが、しかたがありません。

結局、3グループ目の4番手でエンデュランスを走ることになりました。
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こちらは、エンデュランスのコース図です。
アメリカ大会は同時に5台ほど走るため、パッシングゾーンが設けられています。

日本では、Rの小さなコーナーが連続しますが、本場はコース幅も車両2台分はあり、様子が違います。ライン取りなども重要となるため、より本格的なレースに近いと感じました。
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午後に入り、トップチームが走行を始めました。これは、昨年優勝のウーロンゴン大学です。

パドルシフトによる小気味のよいエンジン音、高いコーナリングスピード、あらゆる面で凄いと感じてしまいました。
午後3時頃、UUFDのスタートです。

スタートラインへと向かうファーストドライバーの尾上。相当緊張している様子です。

この競技を走りきれば、日本のルーキー校としては始めての、全種目完走となります。

全チームメンバーの期待を乗せ、UF-01と尾上は、スタートして行きました。
尾上は、毎週順調にタイムを上げていきます。「よし、その調子だ」と思った時、痛恨のスピン!リカバリーにも少々時間がかかり、大きくタイムロスしてしまいました。

しかし、その後は順調に走り、無事ファーストドライバーの役目を完了しました。そしてセカンドドライバーの小倉へとドライバーチェンジです。

が、ここでトラブル発生!
なんとリアアップライトのロックナットが2本とも緩んでいます。整備は許されていないため、そのまま走らなければならなくなりました。
ゴールと同時にメンバー達は、抱き合い歓喜の声をあげています。

そして、UF-01と小倉が帰ってきました。
小倉も満足そうです。

UF-01は、ナットが取れることなく走りきってくれました。しかし、ゴール後、車両を見ると冷却水のリザーブタンクから、すごい勢いでお湯が噴き出しています。オーバーヒートぎりぎりでのゴールでした。
小倉は、「UF-01の実力を見せてやる」とばかりに、全開で走行を続けます。そして、なんとトップコーネル大学から5秒落ちの1周65秒を記録しました。同じグループで走行中の車両は、75秒程度のラップタイムなので驚異的です。
しかし、全開走行であるため2度のスピンアウトを喫してしまいました。
小倉は、その後もひるむ事無く、周りの車両を幾度となく抜き去り、挽回します。

一方、見ているメンバーはナットの事が気がかりで、只ひたすら祈りつづけるだけの状態です。

そして、22周を終え、無事ゴール!!
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コース外で走りを見守っていたメンバー達と合流し、記念撮影です。

全員、今大会一番の喜び様でした。
その後、韓国の2大学と共に写真を撮りました。

同じアジア人なのに、英語でコミュニケーションです。
日韓交流してきました。
全体写真撮影終了後、日本チーム4校で写真を撮りました。

左から上智、宇都宮、神奈川工科、国士舘です。

お互い助け合いながら、ここまで来ました。本当にお疲れ様でした。
全大学のエンデュランスが終わり、全ての大学を集めて記念撮影です。

向井は、この時のために成田空港の外国人用おみやげ屋で、日本国国旗と鉢巻を購入しておきました。

全員の緊張も解け、お祭ムードです。
落ち着いてから、小倉に話を聞くと、終盤はオーバーヒートの影響から、エンジンが回らなくなっていたとの事です。

あと数周あったらリタイアだったかもしれません。
ギリギリでもってくれたUF-01感謝です。

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